【三重大学の授業紹介 #5】医学部看護学科「看護技術論Ⅲ」の演習が開講されました
10月16日(金)、看護学科棟にて、医学部看護学科2年生の必修科目である「看護技術論Ⅲ」(担当:福録恵子准教授)の演習が開講されました。
マスク、フェイスシールドを着用しての演習
この科目では、健康障害をもつ対象への看護について様々な視点から理解し、事例による複合的な看護技術演習により、看護技術を適用する方法を学びます。また対象に適用する技術の目的・必要性・方法の適切な説明、必要性に応じた助言の実施について振り返り、自己の課題を明らかにしていきます。
今回の授業では、アンプルからの薬液(注射用蒸留水)の吸い上げ、筋肉注射、皮下注射の実際を学びました。新型コロナウイルス感染症予防対策として、通常80名で行う演習を20名ずつへと変更し、マスクとフェイスシールドを着用し、2人1組で行いました。また、本来、注射に使用するモデルは、腕に装着して行いますが、以下のようにスタンドに取り付けて行いました。学生はテキストや事前学習課題の資料を確認しながら、真剣な眼差しで取り組んでいました。
![]() 薬液の吸い上げ |
![]() モデルを使用した皮下注射 |
![]() PCを用いた実施内容の動画撮影 |
![]() 実施手順の確認 |
参加した学生からは、「家では実習のような体験はできないので、対面授業で看護師になるための勉強を学習できて嬉しい。」などの感想がありました。
福録先生の研究については、三重大Rナビ「おもしろ研究・先生」にて紹介しています。
『看護学の基礎ってなぁに?~看護識者のスタートライン~』
https://www.mie-u.ac.jp/R-navi/column/cate004/FukurokuKeiko.html
【三重大Lectureナビ】
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