お知らせトピックス

その他

【三重大学の授業紹介 #11】教育学部理科教育コース「理科実験(物理)」の授業が開講されました

 10月27日(火)、教育学部1号館 物理学第1実験室にて、教育学部理科教育コース2年生の必修科目である「理科実験(物理)」(担当:國仲寛人准教授・阿部幸夫非常勤講師)の授業が開講されました。

理科実験授業の様子

理科実験授業の様子


 この授業では、基礎的な実験を通して、講義等で学ぶ物理現象や法則について理解を深めるとともに、自然科学を理解するための実験の有用性を学びます。また、最新のICT教材を利用した測定方法を学び、実験データの処理方法や実験結果の表現方法など、理科教育における基礎的素養を習得する目的があります。今回の授業では、受講学生を2つの教室に分け、マスクやマウスシールドなどを着用し、新型コロナウイルス感染症対策を万全に講じた対面方式での授業を行いました。

 この授業では市販の実験教材を使うだけでなく、ホームセンターや100円ショップで購入した材料で組み立てた実験装置も使います。学生たちが自分の手で実験装置を組み立てることで測定の原理を深く理解したり、将来の教育現場での教材開発に活かすことができます。

理科実験授業の様子

理科実験授業の様子



理科実験授業の様子

理科実験授業の様子

力学的エネルギーの保存について



理科実験授業の様子

理科実験授業の様子

摩擦力の測定について


 参加した学生は、2・3人の班で積極的に実験を行うとともに、教員にその時々の疑問を質問し、ノートに書き込んでいました。三密を避け、少人数の班となり少し寂しさも感じましたが、少人数であったからこそ、普段以上に教員が学生一人ひとりに向き合うことができ、とても良い授業となりました。


【三重大Lectureナビ】
授業紹介記事一覧はこちらをご確認ください。