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【三重大学の授業紹介 #6】医学部医学科・基礎教育科目の「分子生命体科学B」の授業が開講されました

10月26日(月)、1年次を受講対象とする医学部医学科の基礎教育科目「分子生命体科学B」(担当:山崎 英俊教授)の授業が開講されました。

本授業は、教室での密集を避けるため、履修者は半数がZOOMを使ったオンラインによる授業、もう半数が登校しての対面式による授業となるハイブリッド形式で実施されました。さらに対面式授業を受ける学生は入室前の手指消毒および検温と、登校前2週間の体調・行動履歴を記入した管理表の提出を行い、担当教職員のチェックを受け、教室に入りました。教室では飛沫対策として各席の間にアクリル板の設置、窓を開けて換気を行うなど、最大限の感染対策が講じられています。

検温・管理表の提出 検温・管理表の提出

検温・管理表の提出

授業の様子 授業を行う山崎教授

   授業の様子                    授業を行う山崎教授  


医学部の専門的な内容を学んでいく前の基礎教育という位置づけの「分子生命体科学」は前期から続く授業科目で、前期の「分子生命体科学A」はオンラインで授業が行われました。学生はこの「分子生命体科学A」「分子生命体科学B」を通して分子細胞生物学とそれに関連する生命医科学研究の最先端を学びます。

山崎教授がZOOMでの履修者に声をかけ、接続の状況を確認してから授業が始まると、対面で授業を受ける学生も真剣な表情で分厚い教科書のページをめくり、初めての対面授業に臨みました。

山崎教授は、細胞への小分子の出入りを膜が制御するしくみについて説明し、基礎的な内容であるこの授業について、「(この授業の内容は)後々、6年生になってから効いてくる。色々な人が培ってきた原理・原則が詰まっていて、新しい発見はこういうところから生まれる」と呼びかけ、重要さを説きました。医師を目指す1年次の学生にも改めて気合が入ったようでした。




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