冨樫健二副理事・副学長が「地方創生2.0対話フォーラム」に登壇しました
10月27日(月)、福井県立大学永平寺キャンパス講堂にて開催された「地方創生2.0対話フォーラム@東海・北陸ブロック」に、三重大学の冨樫健二副理事(学生支援・附属学校担当)・副学長が登壇しました。フォーラムには約300名が参加しました。




本フォーラムは、内閣官房 新しい地方経済・生活環境創生本部事務局が主催し、全国5ブロックで開催されるもので、地方創生2.0の基本構想や先進的な取り組みを共有し、地域活性化の深化を図ることを目的としています。東海・北陸ブロックでは、行政、教育機関、企業など多様な立場の登壇者が集い、地域の未来を見据えた議論が展開されました。


当日は、来賓挨拶(福井県知事 杉本達治氏)、政策説明(内閣官房 大野達氏)に続き、2つのトークセッションが行われました。第1部では「新結合による地域ブランディングの推進」をテーマに、富山・福井・岐阜・静岡の企業・自治体の好事例が紹介されました。


冨樫副理事・副学長は、内閣官房から依頼を受けた三重県から登壇について打診を受け、第2部「産学官連携の推進」のテーマで、石川・愛知・福井のパネリストと共に登壇しました。三重県の取り組みとして、三重県全体(コンソーシアムみえ)で取り組んでいる「三重創生ファンタジスタ」について紹介しました。


その後、第1部、第2部共に、モデレーター(内閣審議官 岸田里佳子氏)進行の元、ディスカッションが行われ、地域ブランドを構築する際には外側だけでなく内側のブランド力を高める事も重要であること、産学官連携はそれぞれが当事者意識を持ち強固に連携する必要があること、経済的に事業を継続していくためにはキャッシュイン(収益)の仕組みを組み込む必要があること等が議論されました。
地方創生は、まずは地域に住む人々の幸福度や地域に対する愛着・信頼を高めることが土台であり、その上で、若者が自らの専門性を生かして社会で活躍できる環境を整備することが、今後の地域の活力につながるとして、「若い力を、地域の力に」という言葉をもって締めくくられました。

なお、当日の模様は後日、特設サイトにて動画で公開される予定です。
今後も三重大学では、地域に根ざした教育・研究等を通じて、地方創生の一翼を担ってまいります。



