【プレスリリース・研究成果】制御効率は従来材料の50倍!磁化を持たない反強磁性体のスピンを電圧で制御!--低消費電力・テラヘルツ駆動デバイスへ道--
大阪大学大学院工学研究科の白土 優 准教授、同大学院生 氏本 翔さん(博士前期課程 研究当時)、鮫島寛生さん(博士前期課程)、名古屋大学大学院工学研究科の森山 貴広 教授、三重大学大学院工学研究科の中村 浩次 教授、関西学院大学工学部の鈴木 基寛 教授、高輝度光科学研究センターの河村 直己 主幹研究員らの共同研究グループは、反強磁性体であるクロム酸化物(Cr2O3)薄膜に対して、低消費電力・高速駆動が可能な電圧によるスピン制御技術を開発しました。
また、その制御効率を従来材料である強磁性体の50倍以上に高効率化することに成功しました。