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「令和5年度第1回三重大学みえの未来共創会議」を開催しました

2月7日(水)に「令和5年度第1回三重大学みえの未来共創会議」を開催しました。

本会議は本学が中期目標に掲げている、「より一層の地域共創」を実現するための議論の場として設置している地域連携プラットフォームです。構成員には、伊藤学長、理事、学部長・研究科長等の学内者をはじめ、自治体、産業界、医療界、金融界及び教育界等の関係者が学外委員として任命されており、多岐に渡る分野の視点から「みえの未来」について議論が行われます。
今回は以下の2点を中心に意見交換を行いました。
・地域拠点サテライトを含めた今後の三重大学の活動について
・地域共創活動の展開、現在の取組について

「地域拠点サテライトを含めた今後の三重大学の活動」では、三重県全域を教育研究の場(フィールド)と捉え、「特色ある各地域の資源」・「学生たちの若い力」・「大学の教育研究力」をもって、地域と大学が一体となって地域に秘められた可能性を発掘することで、地域・大学相互の発展を目指すことを目的とした、地域拠点サテライト活動の方向性について意見交換を行いました。

未来共創

「地域共創活動の展開、現在の取組」では、地域を活性化しつつ大学の教育研究機能を強化する「地域共創展開センタープロジェクト」、自立した産学官共創拠点の形成を目指す「紀南オープンフィールド構想によるみどりのアントレプレナー共創拠点」、世界レベルのオンリーワン研究や共同研究をベースとした研究環境下での人材育成を行う「半導体・デジタル未来創造センター」、三重県全体の医療の問題について議論する「三重大学みえの未来医療会議」などの地域共創活動報告を基に意見交換を行いました。

学外委員からは、企業・自治体などの地域社会との繋がりの中で人材育成を行うことの重要性、学生確保につながる魅力ある教育プランの開発やブランド力の向上の必要性、スタートアップ支援への期待、若者の県内定着と地域の活性化の関係性、地域拠点サテライトでの地域課題解決・地域資源を活かす取組と郷土愛の育みなど、様々なご意見をいただきました。

今後も継続的に本会議を開催して地域の皆様からご意見をいただきながら、地域に根ざし、世界に誇れる教育・研究に取り組みます。