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「三重大学みえの未来共創会議【キックオフ】」を開催しました

7月29日(金)、ホテルグリーンパーク津において、「三重大学みえの未来共創会議【キックオフ】」を開催しました。

みえの未来共創会議
この会議は、本学が第4期(令和4年度~令和9年度)中期目標に掲げている「より一層の地域共創」を実現するための議論の場として設置する地域連携プラットフォームです。
地域社会でどのような人材が必要なのか、地域社会は三重大学の教育研究機能に何を求めているのか、三重大学は地域社会に対してどのような貢献ができるのかについて、恒常的に情報を把握し、共有し、必要に応じた大学改革の検討を進めていくことを目的としています。
「三重大学みえの未来共創会議」の構成員には、伊藤学長、各理事、各学部・研究科長等をはじめ、自治体、産業界、医療界、金融界及び教育界等の関係者が学外委員として任命されており、多岐に渡る分野の視点から「みえの未来」について議論が行われます。
キックオフとして開催された今回の会議では、会議冒頭に一見三重県知事からのビデオメッセージが流れ、三重県における課題と本会議設置に対する御賛同、積極的な議論への御期待のお言葉をいただきました。

一見三重県知事のビデオメッセージ


続けて、以下の議事について意見交換を行いました。
・三重大学みえの未来共創会議について
・三重大学ビジョン2030(素案)について
・他大学での取組について
・三重大学の概要について
・感染症危機管理人材育成センターの設置について


みえの未来図共創会議の様子

「三重大学みえの未来共創会議について」では、本会議の趣旨説明と本会議での議論内容を実行に移すための各分野(「学生教育」、「地域医療」、「地域防災」、「産業振興」)プラットフォームの位置付けについて説明がありました。
「三重大学ビジョン2030(素案)について」では、学長より本学が策定を進めている「三重大学ビジョン2030(素案)」は、教育・研究・社会貢献・医療の各領域で、何を目標にして、何を実践するのかの具体的な内容を示し、教職員がワンチームとなって大学改革に取り組む内容である旨の説明があり、続いて各担当理事等より各領域内容について説明がありました。
「他大学での取組について」では、国立大学法人島根大学 藤波理事にオンラインで御参加いただき、「材料エネルギー学部設置に向けた島根県との連携について」と題して、緊密な地域連携体制の構築と新学部の位置づけについて御講演いただきました。
「三重大学の概要について」では、本学の出身地別入学状況や地域別就職状況、本学が進めている「みえの未来図共創機構」を中心とした教育研究組織改革の取組みに関する説明がありました。
「感染症危機管理人材育成センターの設置について」では、設置を計画している医学部「感染症危機管理人材育成センター」並びに医学系研究科「感染症危機管理学分野」について、新興・再興感染症に対応できる感染症危機管理人材及び地域社会の公衆衛生に貢献する人材を育成することを目指す旨の説明がありました。

説明を聞き入る様子


学外委員からは、三重県における今後の人口減少に関する様々な課題と本学が高等教育機関として担うべき役割、本学の各種取組への御期待と取組の達成状況を明確化することの必要性等、様々な御意見をいただきました。


今後も本会議を継続的に開催し、地域社会と三重大学とが地域の現状、課題及び将来ビジョンを共有し、「みえの未来共創」に向けた大学改革を推進していきます。