ウクライナからの避難学生の受け入れについて
ウクライナ侵攻が長期化し、現地では高等教育においても危機的状況が続いています。そのため、本学では、新たにウクライナから避難学生を受入れ、支援していくことを決定しました。主な内容は下記の通りで、このたび公募を開始しました。今後、津市等の関係機関とも連携しながら、支援を進めていく予定です。
対象 |
ウクライナ侵攻の影響で、研究の場の確保が困難になったウクライナ人の大学院生 |
身分 |
特別研究学生 |
人数 |
5名 |
受入期間 |
今年度中のできるだけ早い時期(毎月はじめの入学)~最長2024年3月まで |
支援内容 |
・渡航費(上限30万円)※ ・生活費(月約8万円)※ ・住居の無償提供 ・授業料等の不徴収 ※日本財団のウクライナ避難民支援(https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/information/2022/20220415-69433.html)を活用する予定です。なお、申請が認められない場合は、本学において同等の支援を実施します。 |
公募情報
https://www.mie-u.ac.jp/international/internationalstudents/folder/index.html
〇伊藤正明学長のコメント
本学ではこれまで、ウクライナの大学との交流協定等は結んでおらず、留学生の受入れ実績も多くありませんでした。しかしながら、今般の侵攻の影響の大きさ、そして何より、多くの学生が学修や研究の場を奪われている現実を前にして、微力ではありますが、本学のリソースを活用した全学的な支援プログラムを開始することにしたものです。
受入規模は大きくありませんが、安心して三重での生活を送り、実りある研究成果を上げていただけるよう、きめ細かにサポートしていきます。