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三重大学伊勢志摩サテライト海女研究センター・鳥羽市立海の博物館共催「丘端(おかばな)の記憶 波切の暮らし写真展」を開催しました

2月11日(金・祝)〜17日(木)、三重県志摩市大王町波切にて、三重大学伊勢志摩サテライト海女研究センターと鳥羽市立海の博物館共催「丘端(おかばな)の記憶 波切の暮らし写真展」を開催し、塚本明教授(人文学部)と吉村真衣助教(人文学部)、人文学部の学生が参加しました。

海女研究センターでは、設立当初から主要事業の1つとして「海女関係アーカイブ・データベースの構築と活用」を進めてきました。海女漁、海女文化、漁村文化に関する文献、画像、映像などあらゆる資料情報を集積し、順次HP(https://amakenkyucenter.rscn.mie-u.ac.jp/)で公開しています。特に、海の博物館が1971年の開館以来撮影してきた貴重な写真、映像フィルムを永く保全するためにデジタル化し、キャプションをつける作業を続けています。

今回の写真展では、これらの資料を保全するだけでなく、地域住民と共有して活用することを目的に、写真資料の一部をパネル化して展示しました。一昨年度の鳥羽市国崎町、昨年度鳥羽市石鏡町に続き第3弾企画です。会場では人文学部の学生も交え、フィールドワークやインタビューを実施しました。来場者は延べ267名で、期間中に地域住民から持ち込まれた資料が順次展示されるなど、連日にわたって多様な交流が実現しました。

写真展の様子写真展の様子

会場では地域の歴史文化に関する調査ができたほか、展示した写真パネルが今後のまちづくりに活かされることになり、地域の将来につながる活動の一歩になりました。

写真展チラシ