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令和3年度人文社会科学系3大学フォーラム 「誰もが助かるレジリエントな地域社会づくりを考える―新型コロナ禍の地方大学の役割」に豊福裕二教授及び岩崎克則准教授が参加しました

3月2日(水)、弘前大学人文社会科学部地域未来創生センターが開催する、令和3年度人文社会科学系3大学フォーラム「誰もが助かるレジリエントな地域社会づくりを考える―新型コロナ禍の地方大学の役割」に豊福裕二教授(人文学部)と岩崎克則准教授(人文学部)が参加しました。

このフォーラムは、誰もが助かるレジリエントな地域社会づくりを目指し、地方に位置する大学の取り組みを振り返り、地方大学の役割を再考することを目的にしており、弘前大学、三重大学、島根大学の3大学の教員が参加しました。

フォーラムに参加した、豊福裕二教授は「三大学の報告と討論を通じて、過去に繰り返し災禍に直面してきた人々の歴史に学ぶこと、現在のコロナ禍で生じている被害の実態を明らかにし、科学的根拠に基づいて処方箋を示すこと、また、教員と学生が地域社会の一員として、災禍に負けないレジリエント(強靭)な地域社会づくりに貢献することの意義を再認識することができました。コロナ禍に直面する地域社会の一員として、いま地方大学に何が求められているのか、その中で、とくに人文社会系学部に求められる役割とは何かを改めて考える機会となりました」と、今後の地方大学、人文社会学部の役割などについて語りました。

同じく、フォーラムに参加した岩崎克則准教授からは「新型コロナウイルス感染症によって、大学生の生活も激変しましたが、子どもや若者などにも大きな影響が及んでおり、かつ、『これまで政策対象からこぼれ落ちていた層』の方々が特に困っておられる可能性が高いことについて改めて認識しました。また、弘前大学、島根大学の取組みを通じて、地域の課題をどのような形で理解し、自分たちの知見を踏まえて支援の在り方をどう考えていくかについてのヒントを与えられたとも感じました」と三重大学における、今後の課題を提示されました。

今後、本学がどのように支援を提供していくか、役割を求められるかを常に考え、実施していくことで「誰もが助かるレジリエントな地域社会づくり」の解決の糸口を見出していかなくてはなりません。

誰もが助かるレジリエント地域社会づくりのポスター