お知らせトピックス

マスコミ取材・撮影

科学雑誌『Newton 2021.5月号 (ニュートンプレス)』の特集『理工系大学ランキング』において「三重大学が発明力ランキング2位にランクイン」するとともに,「大学院生物資源学研究科 寺西克倫 教授の発明」が取り上げられました!

 科学雑誌『Newton 2021.5月号 (ニュートンプレス,2021年5月7日発行)』では、日本全国の大学を対象として、「発明力」「理工系に強い大学」「世界の大学との差」など、様々な観点からのランキングが紹介されています。
 その中の「発明力ランキング」において、三重大学が「研究者1人当たりの特許収入」にもとづき2位にランクインしました。もととなるデータは、文部科学省「令和元年度 大学における産学連携等実施状況について」であり、2019年度に各大学が得た特許収入 (特許権実施等収入)を研究者1人当たりの額にしたランキングです。本学の同収入は、10万6,000円でした。特許収入においても大規模な大学が上位を占める中、全国で5位、1億1,012万円と大健闘しています。
 また、本学の特許収入で大きな割合を占める発明として、大学院生物資源学研究科 寺西克倫 教授の発明「外科手術時における尿管の蛍光イメージング剤・技術」が、ラットを用いた実験結果の写真とともに取り上げられました。寺西教授のこの発明は、2016 (平成28)年度 三重大学知的財産表彰において知的財産活用賞を受賞しているほか、製薬企業において治験が進行中です。上市後は、より安全に手術がおこなえることが大いに期待されています。
 全国の大学の成功モデルとなり得る、本学の代表的な発明と特徴的な知財活動が紹介されており、今後益々、全国の大学を牽引する知財およびその活動となることが期待されます。