全学FD・SD「臨場感のあるオンライン授業とは」が開催されました
3月15日(月)、数理・データサイエンス館(CeMDS館)をメイン会場として、オンライン(Zoom)で全学FD・SD「臨場感のあるオンライン授業とは」が開催されました。
はじめに、駒田美弘三重大学長から「ポストコロナ時代における教育のあり方あるいは可能性について示唆に富むたくさんの意見を期待しています。」と開会の挨拶がありました。
続いて、地域人材教育開発機構の苅田修一副機構長から、全学の教員と学生を対象に実施されたオンライン授業に関する調査結果の報告がありました。そのあと、同機構の宮下伊吉准教授の進行によるグループディスカッションでは、Zoomのブレークアウトルーム機能とオンライン掲示版Padletを使って、本学教職員・非常勤講師・学生等56名が12グループに分かれて、オンラインによる活発なディスカッションを行いました。
最後に、山本俊彦理事から、「学部を超えて授業や教育について未来志向で意見交換や交流することができたのは今回が初めてではないでしょうか。」と閉会の挨拶がありました。
今回の全学FD・SDには、100名を超える申し込みがあり、CeMDSサポートデスクのスタッフの方々の協力を得て、参加者77名をつないだハイブリッド型のFD・SDとして実施することができました。4月からオンライン授業、ハイブリッド型の授業を予定している参加教員からは「他学部の先生と交流できるのは非常に新鮮でいいです。」、「学生からの意見で具体的に講義方法の改良点が見つかった。」、「学生アンケート結果が理解出来たこと、他の教師との意見交換が出来たこと。」、「Padlet もはじめて経験できました。」、「他の先生の工夫を知ることができ、また自分の工夫を肯定できたから。」といった声が寄せられました。