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表彰

教育学部附属小学校が「令和元年度河川基金優秀成果表彰 文部科学大臣賞」を受賞 しました

附属小学校 前田昌志教諭が実践した「ドローンを活用した河川の自然のリアルな理解のための教材開発と実践」により、この度、附属小学校が、公益財団法人河川財団による「令和元年度河川基金優秀成果表彰 文部科学大臣賞」を受賞しました。河川防災教育は、日本各地で豪雨災害が頻発する昨今、その必要性が重要視されています。小学校では珍しいドローンを使った河川防災教育プログラムであること、児童が主体的・対話的な学びを通して命を守る行動の必要性を学んだこと、地元の「安濃川」や「雲出川」の治水を扱ったこと、三重大学教育学部と連携したこと(初等教育におけるドローンの教育利用研究センター)等が高く評価され、今回の受賞となりました。
附属小学校では、令和2年度には「ドローン映像とVR技術を活用した河川教育教材の開発と実践」の取組みから「Withコロナ時代の河川防災学習~VRで治水調査」を行うなど新しい取組みに挑戦しています。

〇今年度、授業を受けた児童の感想
・「ドローンを使うことで普通では見えないところまで見え、その結果、その土地にあった治水がされていることが分かりました。」(6年 郷木 愛佳さん)
・「VRで360度好きな視点から川や霞堤の様子を調査できたので、より津市の治水に関心をもつことができました。」(6年 丸木 結びさん)

左から、松浦直己小学校長、前田昌志教諭、荻原 彰教授

左から、松浦直己小学校長、前田昌志教諭、荻原 彰教授(理科教育)

ドローンを活用した実地調査の様子
ドローンを活用した実地調査
(令和元年12月実施)
YouTubeチャンネルにデータベース化されているVR動画の一部分
YouTubeチャンネルにデータベース化されている
VR動画(令和2年8月撮影)