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令和2年度研究に関するコンプライアンス研修会が開催されました

 12月25日(金)、教員・研究員・技術職員・研究支援に関わる事務職員・大学院生を対象に「研究に関するコンプライアンス研修会」が開催され30名の参加がありました。1月6日(水)にも同内容で研修会を開催し、35名の参加がありました。
 本研修会は、三重大学における公正な研究活動の推進を目的として毎年開催されています。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインによる開催となりました。

 はじめに、橋本篤副学長(研究担当)から開会の挨拶と研修会の趣旨説明がありました。引き続き、橋本副学長から研究不正の事例及びその背景や共著論文のオーサーシップについて、実験データ等の保存の期間及び方法について講演がありました。

 次に、教養教育院 和田正法准教授から、「研究室主宰者の役割と責任について」と題し、研究不正が起こりにくい研究室運営について講演がありました。

 続けて、工学研究科 池浦良淳教授から、「研究室におけるデータ保存の取組み紹介」と題し、研究室における具体的なデータ保存の取り組みについて講演がありました。

 最後に地域イノベーション推進機構 狩野幹人准教授から、「共同研究における成果の取扱い、秘密保持などの注意点について」と題し、共同研究や秘密保持契約の際に注意すべきことについて講演がありました。

 講演後は質疑応答の時間が設けられ、現在の研究室運営の抱える課題について情報共有がされました。参加者は公正な研究活動に実施に向けて、理解を深めていました。三重大学では、今後も公正研究の推進に積極的に取り組んでいきます。

▷研修会内容については、こちらをごらんください。