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【三重大学の授業紹介 #9】教育学部・保健体育コースの体育実技「ゴルフ」の授業が開講されました

 10月30日(金)、陸上競技場にて、教育学部保健体育コースの専門科目である体育実技「ゴルフ」の授業(担当:鶴原 清志教授・教育学部長)が開講されました。

 教育学部・保健体育コースでは体操、器械運動、陸上競技、水泳、球技(バスケットボール、バレーボール、バドミントンなど)、武道(柔道など)、ダンス、野外運動(キャンプ)などの実技を学びます。「ゴルフ」の授業は毎年開講されるわけではありませんが、今年度は開講され、今回は履修者が全員4年生の授業となりました。

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  授業を行う鶴原学部長        「スナッグ」ゴルフの用具


 ゴルフは老若男女問わず楽しめる生涯スポーツとして最も普及しているスポーツのひとつで、紳士・淑女によるマナー・エチケットのスポーツであるという一面もあり、近年教育機関における関心も高まっています。

 本授業では、「スナッグ(SNAG)」ゴルフからゴルフの基礎を学びます。スナッグゴルフは専用の用具を用いて、「いつでも」「どこでも」「だれでも」、楽しみながらゴルフを学ぶことができるスポーツです。スナッグ(SNAG)の名前の意味は「Starting New At Golf(ゴルフを始めるために)」の頭文字をとったものです。また、ゴルフでのターゲットはホール(穴)になりますが、スナッグゴルフでは当たるとボールがくっつく「スナッグフラッグ」という用具がターゲットで、ボールが「くっつく(SNAG)」という2重の意味もあります。

 学生はロープで囲った内側をグリーンとして、コースに見立てたグラウンドを2,3人のグループに分かれて回ります。今回はグリーンのみの設定でしたが、今後は陸上トラックが「川」、周辺の生垣が「OB」など、実際のコースを想定した設定が追加されていくようです。

 ロープの内側にはスナッグフラッグが置かれ、学生はそれを目指してボールを打ちます。鶴原教授・教育学部長は学生のプレイの様子を見て回りながら、目指すターゲットと打つ位置のズレを学生に指摘して修正したり、プレーヤー間の距離に注意するよう声をかけ、より良いプレイができるよう指導を行いました。また、感染対策のため、マスクを着用したままコースを回るようにしました。

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授業の様子

 上手くターゲットにボールを当てられた時には、歓声とともに嬉しそうにガッツポーズをする学生の様子が見られました。コースを巡り終え、片付けに向かう学生に話をきくと、「やはり実際に身体を動かせる対面式の授業は楽しい」と笑顔を見せてくれました。

 本授業は屋外での開講となりますが、授業の事前説明・準備を体育館で行っています。体育館入館時に手指消毒を行い、手に持って使用するクラブは他の学生と共有をしないように十分に注意をしています。授業終了後は再度体育館に入館し、手指消毒を済ませ、消毒液で使用した道具の拭き取りを行うなど、感染対策に努めています。

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使用した道具の消毒




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