「三重大学アカデミックフェア 2020」をオンライン開催しました
11月21日(土)、「三重大学アカデミックフェア2020」をオンライン開催しました。
アカデミックフェアは、三重大学の学生の学習や研究の成果、地域や高大連携、課外活動、支援活動等の実践について、三重大学関係者をはじめ、学内外の方々に対して広く紹介する機会として毎年開催しています。今回は初めてのオンラインでの実施となり、企業の方や高校生を含む学内外371名の申込みがありました。
司会は学生総合支援センターの鈴木 英一郎講師が務め、開会の挨拶では駒田 美弘学長から、「大学は自由の学問の場であり、多様な価値観を受け入れる環境を有しています。困難な時代だからこそ、大学はステークホルダーにとって魅力的で信頼されるように進化していく必要がある」との開会の挨拶をいただきました。
特別企画シンポジウム『研究する』っておもろいよ-学生が自ら語る研究の魅力-』では、各学部・研究科の代表の学生が、それぞれの研究内容の紹介や、これまでの学びの経緯、社会に貢献・還元される研究や学習を目指すうえで大事なことについての発表を行いました。6名の代表学生の発表の後には、参加者からの質疑応答があり、活発なディスカッションが行われました。
続いて行われた研究発表では37件の発表が13の部屋に分かれ、学生たちが各自の研究成果の説明を行いました。参加者は、発表する学生の説明に熱心に耳を傾けるとともに、発表内容についての議論を行うなど、活発な意見交換が行われました。
研究発表終了後には全体会が開かれ、山本 俊彦教育担当理事から「三重大学は、総合大学として様々な立場から違った研究をしており、このアカデミックフェアがそれらの交流の場となっている。皆さんが、このフェアをとおして他の研究者の発想等に刺激を受けて、今後の研究を広げる契機にしていただきたい」との閉会の挨拶をいただきました。