【三重大学の授業紹介 #2】生物資源学研究科附属練習船勢水丸での航海実習を再開しました
9月11日(金)から14日(月)の4日間、生物資源学部 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース3.4年生の選択科目である「海洋総合航海実習」(担当:前川陽一准教授(勢水丸船長)、中村 亨助教)が開講されました。
この実習は、勢水丸に乗船し、多種多様な漁具(ビームトロールネット、イカ手釣りなど)での試験操業と海洋観測を実施します。採集試料は、種同定、体長・重量計測を行い、そのデータは集計・整理し資源解析試料とし、これまでの実習を基にした総合的にフィールドでの水産学を学ぶことを目指しています。
通常、宿泊を伴う航海実習では、教職員の乗組員を除き、乗船できる学生数を最大28名としていますが、今回の実習は、乗船できる学生数を7名まで減らすことにより、学生居室を個室対応とするなど本学の新型コロナウイルス感染症拡大防止のための行動指針及び対面授業や実験・実習などにおける感染予防対策に基づき、万全の対策を講じて行いました。
生物採集や漁業実習、海洋観測などを通じて情報を収集し、資料整理、資源量計算、データ解析などが、この先の研究、調査活動に繋がる重要な実習であったため、無事に行うことができ、教職員関係者皆が安堵しました。
乗船実習当日の検温(バス乗車前) |
実習船基地での説明 |
機関実習(前 一弥機関長による説明) |
海洋生物の仕分け作業 |
航海当直実習 |
1人1人テーブルでの食事 |