令和8年度第3回三重大学記者発表を開催しました
6月18日(木)、「令和8年度第3回三重大学記者発表」を数理・データサイエンス館にて開催しました。記者発表は、本学の近況や教育・研究・診療など様々な活動を報道機関の方々に紹介するため開催しています。

今回は、以下の事項について発表を行いました。
♦最新型の単孔用手術ロボット「ダビンチSP」を用いた生後6か月乳児の胸部巨大腫瘍の摘出術に成功(発表資料)
三重大学医学部附属病院呼吸器外科の川口晃司教授らのチームは、日本国内でもまだ導入事例が極めて少ない最新型の単孔式手術支援ロボット「ダビンチSP」を用い、生後6か月の乳児に対する胸部巨大腫瘍の摘出術に成功しました。
この手術ロボットは、1つの小さな傷口から4つの器具を挿入し、狭い領域でも精密な操作を可能にするもので、当院では2024年に導入されました。
乳児の胸部手術における本ロボットの使用例は世界初となります。従来の術式に比べて胸郭へのダメージを回避できるメリットがあると考えられます。

(左)川口 晃司 教授(医学部附属病院)、(右)川口 瑛久 助教(医学部附属病院)からの発表
♦北海道におけるダイミョウセセリの最近の記録(発表資料)
2024年8月に北海道南部の江差町にて採集されたダイミョウセセリというチョウの採集記録を報告した論文を公開しました。ダイミョウセセリは、北海道では道南の渡島半島のごく一部にしか生息していない稀種とされていましたが、2019年を最後に記録がなく地域絶滅したと考えられていました。本記録は北海道においていまだダイミョウセセリが絶滅していないことを示唆するものであり、学術的に重要な記録となります。

仁平 岳登(生物資源学研究科2年)からの発表
♦栗真町屋町竜踊りクラウドファンディングについて(発表資料)
三重大学医学部総合診療部、応援団、EGCの3団体と栗真町屋町の有志で協力して、地域伝統の祭りを復活させるため活動しています。30年前に始まった祭りは地域住民の夏の楽しみとして、また、三重大学のOBOGや地域の方など、栗真町屋町に縁のある方が再開する場になっています。高齢化により地域住民だけでの開催は難しくなったため、学生が運営からお手伝いをして、クラウドファンディングなどを通じて、資金面や準備の負担を軽減することで、地域に欠かせない祭りをいつまでも残せるように模索しています。

横谷 真悟(医学部医学科 5年)からの発表



