工学研究科修士2年の伊藤巧樹さんが学会発表で表彰されました

工学研究科 応用化学専攻 有機素材化学研究室に所属する修士2年の伊藤巧樹さんが学会で発表を行い表彰されました。

第56回中部化学関係学協会支部連合秋季大会（11月8-9日，岐阜大学）の
色材協会中部支部奨励賞の賞状を手にする伊藤巧樹さん

伊藤さんは、第56回中部化学関係学協会支部連合秋季大会（11月8-9日，岐阜大学）にて「多価アルコールと水との混合分散媒中におけるフュームドシリカの凝集構造とせん断増粘」をテーマに発表し、色材協会中部支部奨励賞を受賞しました。
塗料、印刷インキ、化粧品など液体中に固体の粒子が分散された製品は世の中でたくさん利用されています。それらが示す特徴的な流動特性を理解する一助として、大型放射光施設SPring-8（兵庫県佐用郡佐用町，https://www.spring8.or.jp）に近年導入された流動下でのその場超小角X線散乱（Rheo-USAXS）測定を行うことで価値ある知見が得られています。

有機素材化学研究室で実施されています、高分子、界面活性剤、コロイドなどソフトマター研究の詳細についてはこちらをご覧ください。

◼️研究室情報
工学研究科応用化学専攻
有機素材化学研究室
https://www.oms.chem.mie-u.ac.jp