「金融リテラシーを高める学術講演会」が行われました
人文学部専門講義の一環として外部講師をお招きし、2回に分けて「金融リテラシーを高める学術講演会」を開催しました。この講演会は、学部専門科目「地域金融論」および「金融論」(担当:野崎哲哉教授)の一環として行われました。
7月11日(金)、金融経済教育プログラム「将来のための金融リテラシー講座」を実施し、人文学部生80名が参加しました。
講師には株式会社百五銀行 リテールコンサルティング部 リテール企画室の矢野尚美氏を迎え、「大学生のための人生とお金の知恵」をテーマとした教材をもとに、自分の支出と収入を把握することの重要性、人生の3大費用(教育費・住宅費用・老後)、クレジットカードの機能などお金の知恵や気を付けることについて講義いただきました。
講義の最後には学生から「金融リテラシーを身に付けて、将来を見据えて計画的に貯金できるよう失敗しないように気を付けていきたい」「大学生は月にどれくらい貯金すると良いか」といった感想や質問があげられました。質問に対して、「大学生のうちから貯蓄していくと社会に出た時にお金を有意義に使えることができます。お金をしっかり貯めて将来の準備をしていくと良いと思います。」と学生へ向けてアドバイスをされました。
7月15日(火)、一般社団法人生命保険協会寄付講義を実施し、人文学部生75名が参加しました。
講師には同協会の三重県協会事務局長 弥永洋史氏を迎え、「生命保険を考える~生命保険総論~」をテーマに講義いただきました。
日本の社会保障制度や私たちを取り巻く環境、生命保険の仕組み、生命保険会社の取組みなどについて講義いただきました。
講義の最後には学生から「20代の生命保険加入率が低いが、加入してもらうためにどのような取組みを行っているか」「講義を通して、自分が支える立場になった時に備えておく保険の大切さに気付いた」などの質問や感想がありました。
最後に、「どういった時にどういったことが必要になるのか備えをしておき、ライフプランを考えることが大事です。その中で、保険を選択肢の1つとして考えてもらえると嬉しいです。」と学生へ向けてメッセージを送りました。