⼈⽂学部教員による新たな取り組み~⼀般社団法⼈「⾷⽂化地域資源振興機構」の設⽴~
三重大学人文学部教員と地域で活躍する企業が連携し、地域の食文化や観光振興を目的とした一般社団法人「食文化地域資源振興機構」を2025年3月18日に設立しました。地域貢献と民間活力を融合させ、三重の豊かな資源を全国、そして世界へと発信する新たな拠点として期待が寄せられています。
- ⼀般社団法⼈「⾷⽂化地域資源振興機構」設立の背景と目的
人文学部「三重の文化と社会研究センター」プロジェクトでの取り組みにおいて、株式会社皆縁 代表取締役の吉田英樹氏(人文学部OB)と株式会社ケイクール 代表取締役の唐渡泰氏と協力を深めてきました。この連携をさらに発展させ、地域への貢献をより具体的に進めるために設立されたのが、この「食文化地域資源振興機構」です。
本法人では、地産地消や農商工連携を通じた地域の食文化と地域資源の振興(含む観光振興)を目的としています。三重大学の教員が理事(無報酬)を務め、学術的な知見を提供することで公益性を担保しつつ、民間企業が持つビジネスのノウハウや実行力を活用することで、地域が抱える様々な課題の解決に広く貢献することを目指しています。
なお、「食文化地域資源振興機構」は、令和7年4月より三重大学のキャンパスインキュベーション施設に入居しています。 - ⼀般社団法⼈「食文化地域資源振興機構」について
本法⼈の概要については添付資料をご覧ください。
本法⼈は設⽴時社員企業に加え、今後、⽬的に賛同する企業会員を募ることで、設置⽬的に沿った様々な事業への展開を想定しています。