高校家庭科教員の魅力を学ぶキャリア講義を実施しました
教育学部家政教育コースでは、2025年度のキャリア教育入門の一環として、大学1年生を対象に「高校家庭科教員の魅力」をテーマとした特別講義を実施しました。本講義には、三重県教育委員会事務局高校教育課の曽野亜希子先生、三重県立白子高等学校の堀江大智先生をお招きし、高等学校における家庭科教育の実際や、教員としてのやりがいや課題について、ご自身の経験を交えながらお話しいただきました。
教育学部では高等学校での教育実習の機会がないことから、高校教員を目指す学生にとって進路選択が難しいという課題があります。今回の講義では、大学1年生が高校の教育現場を具体的に知る貴重な機会となり、家庭科教員としてのキャリアをより現実的にイメージできる内容となりました。講義では、家庭科という教科の特色や授業の展開、高校生との関わり方などについても紹介いただき、学生からの質問にも丁寧にご回答いただきました。
今後は、大学1年生を中心に高校家庭科の授業に参加したり、教員研修に同行するなど、実際の現場に触れる機会をさらに提供していく予定です。