三重大学留学生が企業見学会に参加しました
3月10日(月)、三重化学工業株式会社(Mie Chemical Industry Co. Ltd.)のご協力のもと、外国人留学生を対象とした企業見学会が開催されました。今回は、ブルガリア、エジプト、ガーナ、ザンビア、マレーシア、ベトナム、バングラデシュ、中国を含む8ヵ国から計13名の留学生が参加しました。
見学会は、まず各学生が母国語で自己紹介を行うことから始まりました。その後、同社に関する説明を伺い、質疑応答の時間を設けていただきました。最後に、工場見学が行われ、参加者全員が現場の製造工程を学ぶ貴重な機会を得ました。
三重化学工業株式会社は、1956年に設立され、本社を三重県松阪市に構える企業です。主に作業用手袋、保冷剤・保冷具、医療機器を取り扱っており、特に「ミエローブ」というブランド名で知られる作業用手袋や、食品(ケーキ、魚等)用保冷剤の「スノーパック」、冷やす·温める技術で医療機器分野でも活用される「メディアン」などが特徴です。また、同社はオープンイノベーションを推進する「ミエラボ」を展開し、2022年にはグッドデザイン賞を受賞するなど、革新的な姿勢で注目されています。
外国人留学生からは、「会社の内部設計が素晴らしく、スタッフの親しみやすさが際立っており、快適な職場環境だと感じました。また、製品について詳しく知ることで、その詳細に感銘を受けました。」や「この会社はイノベーションとスタッフの満足を重視し、快適な職場環境が整っています。オフィスのデザインは斬新で温かみがあり、文化や言語の多様性も魅力の一つです。」といった感想が寄せられました。
就職活動を進める中で、外国人留学生が日本企業、特に三重県に本社を持つ企業を知る機会は限られています。そのため、今回のような機会は留学生にとって非常に貴重な体験となりました。
多言語な自己紹介 会社説明
研究室見学 山川社長とツーショット
工場見学 企業ロゴを背景にした集合写真