『三重大学・中部電力「観光」をテーマとした地域課題解決に向けたアイデアコンテスト』を開催しました
令和6年10月26日(土)、名張産業振興センターアスピアにて、『三重大学・中部電力「観光」をテーマとした地域課題解決に向けたアイデアコンテスト』を開催しました。
本コンテストは本学と中部電力株式会社との産学連携に関する包括協定に基づき、「観光」をテーマとした取組を通じて、関係人口や交流人口の増加、地域振興、社会貢献を進める事を目的に、観光資源のポテンシャルが高く、インバウンドのさらなる増加が見込まれる2025年の大阪・関西万博の開催地に県内で最も近い「名張市」を対象地域として、学生に「観光」に関するアイデアを募集したものです。
8月から募集を行い、当日は第一次審査を通過した6組によるプレゼンに対して、三重大学、中部電力、名張市、名張商工会議所、名張市観光協会、近畿日本鉄道の審査委員による審査が行われました。質疑応答では審査委員だけでなく、一般来場者からも質問があり、活発な意見交換が行われました。
また、審査結果発表までの時間を利用して、朝田光祐館長から赤目滝水族館の取組紹介が行われました。
審査の結果、最優秀賞は工学部1年・加納由唯さんの「竹明かりをもっと身近に!もっと触れよう!竹明かり手づくり体験!!」が、優秀賞は工学部1年・中村つかささんの「親子でロックバランシング~大自然に囲まれて~」が選ばれ、酒井理事から目録が贈呈されました。
最後に各審査委員から講評が行われ、発表した学生さんに向けて、今回の経験をこれからの学生生活や社会生活に活かせるようにとのアドバイスがありました。
本学と中部電力株式会社は、今回のアイデアを基に協働して地域の観光振興に努めて参りたいと考えております。