みえアカデミックセミナー2023移動講座「続・藤堂高虎と熊野」が開催されました

12月17日（日）、熊野市文化交流センターにおいて、みえアカデミックセミナー2023移動講座「続・藤堂高虎と熊野」が開催されました。

「みえアカデミックセミナー」は、三重県内にあるすべての大学・短期大学・高等専門学校が有する高度な学びと県民の方々をつなぐ一大連携事業です。健康、医療、福祉、歴史、文学、子育て、教育、機械工学など各校の特色を生かしたバラエティ豊かな公開セミナーを開催しています。この移動講座では、各大学・学校の中から地域の学習ニーズにあったテーマを選定し、県内各地で出張講座を開催しています。

今年度は、「続・藤堂高虎と熊野」と題し、本学教育学部の藤田達生教授が、熊野地域における中世（戦国時代）から近世（江戸時代）への変貌について解説されました。藤堂高虎が豊臣秀長の重臣だった時代、熊野には織豊系城郭として赤木城が築城されたことや、当城の評価を巡り、近年においては論争がなされていることも紹介され、参加された48名の方々は、藤田教授の話に聞き入っておられました。