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第1回教職大学院研究会を開催しました

12月2日(土)、教育学部1号館大会議室において、第1回教職大学院研究会を開催しました(主催:教職大学院/共催:附属教職支援センター)。第1部では八並光俊先生(東京理科大学教授・日本生徒指導学会会長)をお招きして、「新『生徒指導提要 』における発達支持的生徒指導の核心-アセスメントに基づく授業改善と学級経営-」と題する基調講演が行われました。第2部では修了生である山本洋也先生(津市立橋北中学校教諭)による新しい『生徒指導提要』と関わるテーマで研究発表が行われました。第1部は67人、第2部は53人、のべ120人の本学研究科教員、教職大学院生・修了生、県内教育関係者の皆さまにご参加いただきました。

研究会の様子

研究会の様子②

終了後のアンケートでは、「また研究会に参加したいと思いますか」という質問に対し、肯定的な回答が96%であり、次のような感想が寄せられました。

第1部
・とても勉強になり、とても良い時間でした。自分のやる気が高まる講演でした。
・リアクティブな行動からプロアクティブな行動に変えることが大切であり必要なことだということを痛感しました。
・リーガルナレッジの重要性について身にしみてわかりました。
・教員は子どもたちの生きたモデルであること、情熱を持ち、(日々の授業でも)子どもたちに感動を与えられる存在であることの大切さを教員たちに伝えたいと改めて思った。
第2部
・『生徒指導提要』の内容を熟知し、実践されていて、成果もあげられていてびっくりしました。行動の速さをうちの学校でも見習いたいと感じました。
・『生徒指導提要』にあるような組織的対応を学校組織としてどのように進めていくべきかについて示唆に富んだ発表でした。
・発達支援的生徒指導を大切にすること、生徒指導と学習指導を一体化して行うことの効果が、何よりも子どもたちの様子から伝わってきた。

今回の研究会は、教職大学院の専任教員の呼びかけのもと、修了生たちが中心となって主体的・協働的に「学び続ける教師」を支援することを意図して企画し、実施されました。この研究会は、次年度以降も継続的に開催していきたいと考えています。