工学研究科の橋本忠範准教授と石原篤教授が日本分析化学会2023年度先端分析技術賞を受賞しました

工学研究科応用化学専攻の橋本忠範准教授と石原篤教授が共同研究先の堀場アドバンスドテクノとの連名で日本分析化学会2023年度先端分析技術賞（日本分析機器工業会JAIMA機器開発賞）を受賞しました。
受賞題目は、「工業用無補充式セルフクリーニングpH電極の製品開発およびその防汚技術」です。

工業用途のpH電極は、連続してサンプルに浸漬されるので応答ガラスや液絡部の汚れの問題や、比較電極内部液のサンプル逆流による希釈によって安定した測定が困難であるという問題ありました。酸化チタンによる光触媒効果を利用した紫外光の照射のみで自己洗浄できるセルフクリーニングpH電極を開発しました。この電極は、メンテナンスや校正期間の延長が可能であることから、現場作業者の作業負荷を大幅に低減することができます。

詳しくは下記URL先をご覧ください（※学外HPとなります）
URL1：https://www.jsac.jp/jsac/rule/commendation/list/

URL2：https://www.horiba.com/jpn/water-liquid/news-events/news/detail/news/10/2022/20221025-ph/

問い合わせ先：工学研究科応用化学専攻無機素材化学研究室
URL：https://www.inorg.chem.mie-u.ac.jp