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【三重大学の授業紹介 #34】 教育学部における「保育学概論」

「保育学概論」は、教育学部・家政教育に関する専門科目で、中学校・高等学校の家庭教員免許取得に係る必修科目です。教育学部3年生から受講することができます。

中学校・高等学校の家庭科では保育分野の授業もあります。異年齢の子どもと関わる機会が減少している昨今、教師として教える立場になる前に、子どもたちの発達的な特徴や取り巻く環境などを広く理解する必要があります。保育学概論では、中学校・高等学校家庭科教育における保育分野の授業を実施する基礎的知識を獲得するために、乳幼児の心身の発達や子どもの育ちを支える親や地域・社会の役割について理解を深めることができます。
講義だけでなく、演習、課題、体験など組み合わせて行い、今日的課題に対して様々な角度から"保育"について考えていきます。
6月10日(土)の保育学概論では、三重大学教育学部附属幼稚園のカレーパーティーに大学生も参加し、幼児との触れ合い活動を体験しました。
家政教育コースで学んだ調理の基礎を活かして、幼稚園の子どもたちのカレー作りのサポートしながら、子どもたちの表現力の豊かさに触れたり、こだわりの強さを実感したり、子どもの発達的特徴を体得することができました。また、感情を素直に表してくれる子どもの姿を目にした学生たちは、「教師を目指す気持ちが強くなった、そのためにもいろいろと学んでいきたい」という声もあがりました。      

     

    カレーパーティー の様子① カレーパーティーの様子②  

カレーパーティーの様子③