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三重大学と公益財団法人石水博物館が学術連携・協力に関する協定を締結しました

6月23日(金)、三重大学と公益財団法人石水博物館は、学術連携・協力に関する協定を締結しました。
石水博物館は、津の豪商・川喜田家の歴代当主が代々蒐集した多種多様なコレクションを所蔵されています。本協定の締結を契機に、豊富な博物館資料の連携調査をより一層進めることができ、地域に根ざした特色ある研究の創出だけでなく、総合大学である本学の強みを活かした多様な分野への教育・研究の広がりが期待されます。
協定締結式では、本学の伊藤正明学長と石水博物館の伊藤歳恭理事長が協定書に署名を行い、終始和やかな雰囲気で執り行われました。

締結式の様子① 締結式の様子②

締結式の様子③

締結式終了後には、石水博物館の桐田貴史学芸員、および展示資料の整理と調査を担当した本学学生による夏休み企画展「英雄伝説-博物館でヒーロー発見-」の展示解説が行われました。
展示解説を行った学生は、自身が調査を進めた資料について熱心に、そしてわかりやすく説明を行い、関係者は興味深そうに聞き入っていました。

学生による展示説明 展示パネルの前に立つ伊藤学長

展示解説について案内する学生たち

今後は、次のような活動を行う予定です。
①資料調査・研究
・歴史、文学、美術関係資料の調査・研究
・本草資料(動植物図類)等の学際的調査・研究
②教育・文化活動
・学芸員の養成に関する連携・協力
・大学教育への連携・協力
・学生サークルと共に呈茶会の開催
③連携事業の成果公表
・博物館の展覧会への還元
・大学図書館での展観
・シンポジウム、講演会などでの情報発信

本協定により、本学と石水博物館の連携をより一層発展させ、地域の豊かな資源と特色ある文化を生かした地域文化の発展を目指します。