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地域学習「尾鷲高校まちいく」を開催しました

地域学習「尾鷲高校まちいく」では、地域が抱える課題(ミッション)について、その解決策を高校生自身で考えるプログラムを年間通して実施しています。本活動を通して、高校生が地元地域の現状や地域資源等の発見・活用について深く考える機会を提供します。今年度で9年目となる地域創生に向けた人材育成の取組で、三重大学・尾鷲市・紀北町の共同事業として実施し、高校生のサポート役として、南部地域出身の本学学生も参画します。

尾鷲市の人口状況紀伊山地の霊場と参詣道 世界遺産登録20周年

今年度本活動の第1回目を5月30日(火)にオンラインで開催しました。はじめに三重大学教育学部の市川俊輔准教授から「尾鷲高校まちいく」の方針説明がありました。続いて、尾鷲市政策調整課の中村志功氏と尾鷲市教育委員会生涯学習課の脇田大輔氏からそれぞれ「尾鷲市の現状」と「熊野古道の保全と課題」について、紀北町役場企画課長の上村毅氏から「私たちが住む街「紀北町」」についてお話がありました。

尾鷲高校の皆さんにやってもらいたいこと紀北町からのミッション

最後に尾鷲市の宮村一輝氏と紀北町の堀内拓也氏から、ミッションの提示がありました。今年度高校生が取り組む尾鷲市のミッションは「来年度に世界遺産登録20周年を迎える今、身近にある熊野古道を見つめなおし、後世へつなぐ持続的な保全と観光資源としての活用を考える」、紀北町のミッションは「魚まちの新たな魅力発掘による活性化」です。