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定例記者懇談会

第46回三重大学定例記者懇談会を開催しました

6月15日(木)、「第46回三重大学定例記者懇談会」を地域イノベーションホールにて開催しました。定例記者懇談会は、本学の近況や教育・研究・診療など様々な活動を報道機関の方々に紹介するため、定期的に開催しています。
今回は、以下の事項について発表を行いました。

♦三重大学と公益財団法人石水博物館の学術連携・協力に関する協定書を締結します
三重大学では、教員が収蔵文書の調査に携わるなど、公益財団法人石水博物館との連携活動を行ってきました。2022年度からは、博物館で発見された浮世絵貼交帖の調査に学生が参画し、目録化を進めています。これらの実績に基づき、今後組織的に連携するための協定を締結することとなりました。
締結式は、浮世絵貼交帖の調査成果も反映された本学特別協力展覧会「英雄伝説―博物館でヒーロー発見―」の開催前日にあたる6月23日(金)に開催します。
吉岡 基 理事(研究、情報担当)・副学長、吉丸 雄哉 教授(人文学部・博学連携推進室)、
塚本 明 教授(人文学部・博学連携推進室)から発表

①吉岡 基 理事(研究、情報担当)・副学長

②吉丸 雄哉 教授(人文学部・博学連携推進室) ③塚本 明 教授(人文学部・博学連携推進室)

♦②水産実験所における地域共創活動
水産実験所では、専任教員3名がスマート水産業の開発と現場導入、水産・海洋ビッグデータの収集と解析、ブルーカーボン関連の調査研究等様々な研究活動や学生に対する教育活動を実施しています。また、地域共創活動も積極的に実施しており、三重県の漁業振興に貢献する活動として「志摩半島における藻場の衰退に関する研究(三重県藻場研究会の活動)」や「次世代漁業生産リサーチセンター」の設立、持続的な海女漁業の実現に向けた調査研究などを通じて地域の生産者や自治体を支援しています。このほか、伊勢志摩地域の教育機関と連携した活動として、三重県立水産高校とはアオリイカやマナマコの増殖、鳥羽市の小中学生を対象とした海洋教育を推進する鳥羽海洋教育研究センターとしての活動も実施しています。
松田 浩一 教授(生物資源学研究科)から発表

④松田 浩一 教授(生物資源学研究科)

♦三重大学医学部附属病院の救急医療の体制強化について
三重大学医学部附属病院 救命救急センターでは、内科、外科を含めて様々なバックグラウンドを持つ医師がスタッフとして常駐しており、各診療科より適宜ローテーションで医師を派遣した環境で診察を行っています。しかし、地域の二次救急が逼迫した状況が続いており、安定して地域医療体制の確立が求められています。そこで、当センターとしては、①大学病院として最先端医療の提供、②)安定した地域医療体制の確立、③仲間を育成の3つの理念をもとに、救急医療の体制強化に努めます。
池田 智明 医学部附属病院長、鈴木 圭 教授(医学部附属病院 救命救急・総合集中治療センター)から発表

⑤池田 智明 医学部附属病院長 ⑥鈴木 圭 教授(医学部附属病院 救命救急・総合集中治療センター)