三重大学で「債主登録システム」が完成しました

　三重大学では年間約280時間の事務業務時間を削減できる「債主登録システム」が完成し、令和5年3月20日から稼働しています。多くの便利機能を設けたことで、債主登録に携わる担当以外でも効率化に繋がるように工夫されています。
　これまでの運用は、債主登録を希望する方に紙の債主登録依頼シートを提出していただき、手打ち入力で財務会計システムへ登録していました。本システムを通して、登録希望者本人にスマートフォン等でデータを入力していただき、システム内に蓄積した情報をcsv化し、財務会計システムへ一括登録できる仕組みとしたことで、ペーパーレス化と大幅な業務効率化が可能となります。
　その他、新規登録業者への誓約書送付業務、入学検定料返還業務での業務時間削減や、インボイス対応を補助する機能等の業務効率化に加え、登録希望者の利便性の向上等、全ての利用者にメリットがある仕組みです。このシステム構造は、他の業務にも応用できる可能性があり、今後も多様なデジタルによる業務改革を推進していきます。