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「地方国立大学改革シンポジウム」に本学 伊藤正明学長が参加しました

1月23日(月)、一橋大学の一橋講堂において、和歌山大学主催の「地方国立大学改革シンポジウム」が開催され、登壇者として本学の伊藤正明学長が参加しました。

シンポジウムの様子


都市圏よりも人口減少が加速度的に進む地方において、地域課題は複雑化しています。地域に隈なく配置された国立大学は、自らの学生・研究成果等のリソースを最大限生かし、様々なステークホルダーと連携しながらこの地域課題と向き合い続けていますが、地方国立大学の未来を考える場合、各地域が持つ強みや特色・多様性を活かす活動支援の条件整備と評価体系が重要になります。

シンポジウムの看板伊藤学長の講演の様子


そこで、本シンポジウムでは、「地域創生に資するキラリと光る国立大学の実現」を大きなテーマに掲げ、「地方における新たな国立大学像」を提起・実践する地方国立大学として、愛媛大学、高知大学、三重大学、和歌山大学の学長が参集し、新しい取り組みの共有とともに、取組の条件整備や社会的インパクト評価の在り方についての考えを共有いたしました。

プログラムは基調講演とパネルディスカッションの2部で構成され、まず、基調講演では、各大学の学長から、大学において、地域に寄り添い、その特色を生かした実践的な取組とこれからの課題の紹介がありました。続いて、パネルディスカッションでは、「地方国立大学における新しい取組に向けた条件整備やその社会的インパクト評価の在り方」をテーマに、第4期中期目標期間において各大学が真摯に取り組む計画を示し、その実行のための後押しとしてのご支援のお願いとともに、その先の課題や社会的インパクトをどのように考え、どのように評価していくのかなどについて、各学長がそれぞれの思いを述べました。

伊藤学長


伊藤学長は、「本学では、社会的インパクトを残すことができるよう、県民のみなさまをはじめ、多くの方に大学の取組を知っていただきたいと、その広報活動に力を入れている。県民のニーズを一早く汲み取り、一つ一つ丁寧に、関係機関との連携をより一層深めながら取り組んでいるが、それらの結果を積み重ねていくことで生み出される波及効果は、きっと地域、県民の未来を拓くものである。本学が、なくてはならない大学であり続けられるよう、成長に努めていく。」と話されました。