お知らせトピックス

学内行事

科研費(令和5年度分)公募説明会を開催

令和4年8月24日(水)、教職員を対象に「科研費(令和5年度分)公募説明会」をオンライン形式にて開催し、約80人の参加がありました。

説明会の冒頭では、酒井 俊典副学長(研究・防災担当)から、科研費は研究者の自由な発想に基づく研究を助成する制度であり、研究者のこれからの研究推進に役立つ重要な予算である為、科研費獲得を目指してほしいとご挨拶いただきました。また、研究倫理について、捏造、偽造・改ざん、盗用等狭義の研究不正のみでなく、研究資料の保存、研究上の貢献の明示についても注意が必要であるなどのご説明がありました。

説明会の様子酒井副学長


続いて、教育学部の秋元 ひろと教授による「あなたの居場所を教えてください;今どこにいて、どこに向かっていますか?」と題した講演が行われました。実際の審査員としての経験を踏まえ、審査員が計画調書をどのような視点で見ているのかを分かりやすくご説明いただきました。さらに、先に述べた審査員の視点を踏まえ、計画調書をどのように作成していくべきか、研究者視点での進め方について順を追ってご説明いただきました。

秋元教授


続いて、生物資源学研究科の立花 義裕教授による「良いイントロの論文を書く力を磨く事で、採択率の高い調書が書ける」と題した講演が行われました。講演は、研究者のQを想定してAをご説明いただく方式でわかりやすく進められ、審査員が実際にどのような流れで審査を行うかに始まり、計画調書のどのような点を重視するか、ポイントについても詳細にご説明いただきました。
両講師とも、研究者として科研費を申請する立場と、審査員として他者の計画調書を数多く見てきた経験値に基づき、大変参考になるご講演をいただきました。

立花教授


講演の後は、財務チームより「公的研究費の適正な使用」、研究推進チームより「令和5年度科研費公募について」の説明があり、有意義な説明会となりました。

説明会の内容については、Moodleコース(学内限定)でオンデマンド受講していただくことができます。(Moodleコース「科研費(令和5年度分)公募説明会」で検索してください。10月5日まで公開後、三重大学HP「科研費のお知らせ」に移動します。)