お知らせトピックス

イベント

令和4年度 三重大学高大連携「東紀州講座」を開講しました

三重大学では、平成17年度から三重県立木本高等学校と三重県立尾鷲高等学校の生徒を対象とした公開講座「東紀州講座」を開講しており、今年度の東紀州講座は、7月25日(月)~7月28日(木)の4日間の日程で、延べ57名の生徒が受講しました。この講座の目的は、本学と両校の連携のもと、本学が有する教育研究資源を両校の生徒に開放し、最新の科学的知見を三重県東紀州地域へ還元するとともに、学習意欲あふれる進学希望者に本学へ興味・関心を持ってもらうことにあります。

7月25日(月)に開講式を挙行し、アドミッションセンター長の藤田達生教授から両校の生徒へ、「三重大学の授業を体験いただき、大学をより身近に感じていただき、関心を深めていただきたい」と挨拶がありました。
また、今年度は4回とも対面により実施することができたため、講座の形態も講義形式の他、実習や演習を取り入れた多様な方法で行われました。例えば7月26日(火)に実施した医学部附属病院災害対策推進・教育センターの岸和田昌之センター長の講座では、最も予後不良な膵臓癌について学ぶとともに、大震災時の多数傷病者へのトリアージや応急処置について実習と実演をとおして学びました。

夏休みを利用して受講した両校の生徒からは、「普段の生活ではなかなか触れられないようなものを実際に見ることができたので、いい経験になりました」「実演していただけて、説明がとてもわかりやすかったです」などの感想があり、大学の講義を体験できる良い機会になったのではないかと思われます。



開催日時 開催校 所属学部・講師 形態 講義題目
7月25日(月)
13:10~15:00
木本高校 人文学部
亀田 夕佳
講義 『源氏物語』と『紀州』
7月26日(火)
13:10~15:00
尾鷲高校 医学部
岸和田 昌之
野呂 奈那
講義
実習
第1部:最悪がんの膵臓癌に立ち向かうこと
第2部:大震災時に一人でも多く救うために
7月27日(水)
13:10~15:00
木本高校 生物資源学部
近藤 誠
講義 ミルクや牛肉に含まれる成分はどこからやって来る?
7月28日(木)
13:10~15:00
尾鷲高校 工学部
川口 淳
講義
演習
巨大災害に備える


講義風景

人文学部の講義
人文学部の講義
生物資源学部の講義
生物資源学部の講義


工学部の講義

工学部の講義

医学部の講義医学部の講義

医学部の講義医学部の講義

医学部の講義