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定例記者懇談会

第42回三重大学定例記者懇談会を開催しました

8月29日(月)、「第42回三重大学定例記者懇談会」を地域イノベーションホールにて開催しました。定例記者懇談会は、本学の近況や教育・研究・診療など様々な活動を報道機関の方々に紹介するため、定期的に開催しています。

第42回定例記者懇談会会場
今回は、以下の事項について発表を行いました。

♦「令和4年度 みえ食の"人財"育成プラットフォーム産学連携事業」を活用した宿泊商品開発~三重大学 教育学部 家政教育講座「生活経営学概論」の授業成果報告~
みえ食の"人財"育成プラットフォームの会員である産学が連携し、「学生とのコラボ商品の開発」について、三重大学 教育学部 家政教育講座とNEMU RESORT(伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社)がマッチングし、取り組んできた成果を報告しました。
7月22日(金)には、最終コンペティションを実施され、優秀な評価を受けた学生のグループの商品についても紹介しました。
村田晋太朗 准教授(教育学部)、細川満麗さん(教育学部3年)、奥山和花菜さん (教育学部3年)、平石朱音さん(教育学部3年)から発表

左から、村田准教授と学生さんたち


♦三重大メダカ保全プロジェクト~希少魚生息域外保全の新しい実施体制~
近年ほとんどみられなくなってしまった三重大学周辺のメダカ(ミナミメダカ)が学生によって、2019年に三重大学構内から発見され、"三重大メダカ"と名付け、顧問を務める学生サークルと飼育下での系統保存を始めました。より自然に近い環境での保全のため、同窓会が管理する三翠庭園の池を、三重大学クラウドファンディングを活用して補修し、放流を行いました。大学・教員・現役学生・同窓会が連携した実施体制は希少魚保全の新しい形と考えられます。
淀 太我 准教授(生物資源学研究科)、和田昇己さん(生物資源学研究科 博士前期課程1年)から発表

淀准教授と和田さん


♦感染症危機管理人材育成センターの設置について
COVID-19パンデミックを受け、地域社会や保健医療機関、学校での感染症対策の充実が求められており、感染症を専門とするリーダーが必要になっています。しかし、感染症専門医や感染症危機管理学の専門家は少ない状況です。また、保健所等の行政機関を支える保健医療人材の不足が地域での重要課題となっています。感染症危機管理人材育成センターを設置し、地域における中核的な医療系高等教育機関として、新興・再興感染症に対応できる感染症危機管理人材および地域社会の公衆衛生に貢献する人材を育成することを目指します。
堀 浩樹 医学系研究科長から発表

堀研究科長


また、その他・イベント紹介として「ウクライナ避難学生の受け入れについて」、「生物資源学部・生物資源学研究科100周年記念式典の開催」なども紹介しました。

本学の様々な教育や研究の取り組みについては、幅広く皆さまにお届けしていく予定です。
ホームページや広報誌を通じて発信していきますので今後も三重大学の活動に是非ご注目ください。


定例記者懇談会に関する情報はこちら:https://www.mie-u.ac.jp/report/index.html