工学研究科宇野貴浩准教授が「第14回日本ゴム協会科学技術奨励賞」を受賞しました

工学研究科分子素材工学専攻宇野貴浩准教授が「第14回日本ゴム協会科学技術奨励賞」を受賞しました。
一般社団法人日本ゴム協会は、ゴムやプラスチックに関する科学・技術に携わる科学者・技術者を中心とする学術団体で、1928年に設立された日本で最も歴史のある学会の1つです。本賞は2008年より、ゴムおよびプラスチックに関連する科学および技術の進歩発展に寄与する研究または調査を行っている研究者に毎年1件授与されています。

受賞対象となった研究は、「リチウムポリマー二次電池用の高性能固体電解質材料の創製」で、スマートホンやノートパソコンのバッテリーとして広く利用されているリチウムイオン電池を、より安全で高性能な電池にするために、従来のリチウムイオン電池に使われている液体電解質を固体のポリマー（プラスチック）で置き換えることを目指した材料開発の推進が評価されました。
コロナ禍ということで受賞式はオンラインで行われました。