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【三重大学の授業紹介 #25】教育学部における「絵画Ⅰ」

6月21日(火)、教育学部美術棟3階 絵画教室にて、教育学部美術教育コースAⅠ、Ⅱ類1年生の必修科目である「絵画Ⅰ」(担当:関俊一教授)の授業が開講されました。

前期は絵画の基礎要素である素描を主体に対象を観察する目を養い、デッサン力を身につけます。後期は色彩の理解を深めるとともに絵の具の特徴と彩色について研究、演習を行います。これらの学習は、小学校教職志望者には小学児童の発達段階に即した学習環境の構築ができる能力を身につけること、中学校高校教職志望者には生徒の進路等に関わって授業展開ができる実技に関する基礎的普遍的知識と能力の習得を目的としています。また、芸術の本来の役割である人間の総合的知識を経験的に理解していき、さまざまな科目につながっていく学際的視野を持った美術教育に関わる授業のできる基礎を身につけることを目指しています。

今回は前期の学習内容である、素描実習⑴鉛筆デッサンの講評を行いました。
事前に三重大学の裏の町屋海岸にてモチーフとなるものを探し、それらを各々が自由に構成してデッサンを行っております。

海でモチーフを拾う様子デッサンの様子

完成した作品について、学生がこだわった点や反省点を述べ、それに対して先生から良かった点や改善点などのフィードバックがありました。

講評の様子

また、モチーフの見方、表現方法の解説も行いました。

物体への影の付き方について教えている様子描画方法を解説している様子

授業を受けた学生たちは、影の付き方やモチーフによって描き方を工夫する方法などを学び、デッサンについての理解を深めることができました。


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