地域学習「尾鷲高校まちいく」を開催しました
地域学習「尾鷲高校まちいく」では、地域が抱える課題(ミッション)について、その解決策を高校生自身で考えるプログラムを年間を通して実施している、今年度で8年目となる地域創生に向けた人材育成の取組です。本活動を通して、高校生に地元地域の現状や地域資源等の発見・活用について深く考える機会を提供します。本活動は本学・尾鷲市・紀北町の共同事業として実施しており、高校生のサポート役として、南部地域出身の本学学生も参画します。
5月25日(火)には、はじめに尾鷲市の三鬼望政策調整課長と紀北町の玉本真也企画課長から、「尾鷲市・紀北町の現状」について、お話がありました。つづいて、西村訓弘・地域イノベーション学研究科教授からオンラインで、「地域がもつ可能性を考える」と題して講義がありました。
最後に、尾鷲市の萩野泰史氏と紀北町の宮本剛秀氏より、ミッションの提示がありました。今年度高校生が取り組む尾鷲市のミッションは「尾鷲市ゼロカーボンシティ宣言をふまえて『みんなの森』の活用」、紀北町のミッションは「豊富にある農地で新たな農業を!あなたならどうする!!」です。