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「図書館職員のためのスタッフ・ディベロップメントを開催しました」

3月8日(火)に、図書館職員のためのスタッフ・ディベロップメントとして学術情報リテラシー教育研修「教員との連携を考える」をオンラインで開催し、名古屋大学、岐阜大学、三重大学、皇學館大学から25名の図書館職員が参加しました。三重大学情報ライブラリーセンターからも3名が参加しています。

大学図書館は、学生が情報を効果的に活用して学習に取り組めるように情報リテラシー教育を実施しています。三重大学情報ライブラリーセンターでも、多様な情報リテラシー講習会を提供しています(https://www.lib.mie-u.ac.jp/info_education/training/)。ですが、授業との関連づけや教員との連携がなくては、十分な成果が得られないこともあると指摘されてきました。

研修の目的は、図書館職員が、大学図書館を取り巻く大学教育の背景、情報リテラシー教育をよりよく実施するための手法や教員との連携について理解し今後のあり方を検討することです。

最初に、長澤多代准教授(三重大学情報教育・研究機構)が、大学教育における図書館の役割や学生に求められる情報リテラシーについて説明しました。次に、堀友美課長補佐(名古屋大学附属図書館)が、名古屋大学の附属図書館が実施している教養教育や専門教育における情報リテラシー教育、その中での教員との連携について実践報告をしました(https://current.ndl.go.jp/ca2009)(三重大学外部のホームページです)。最後に、長澤准教授が、大学教育における教員と図書館員の連携モデル、海外の実践事例を紹介しました。

これらをもとに、参加者は、グループワークによって他大学の関係者と情報共有しながら自館の取り組みを振り返り、今後の情報リテラシー教育、その中での教員との連携のあり方について検討しました。

※このスタッフ・ディベロップメントは、名古屋大学附属図書館の主催、岐阜大学図書館と三重大学情報ライブラリーセンターの共催によるものです。三重県内の高等教育機関の図書館にも参加を呼びかけました。研修に参加できなかった関係者のために、各大学、三重県下の高等教育機関の図書館関係者にも当日の講義内容や資料を利用できるようにしています。

図書館職員のためのスタッフ・ディベロップメントの様子

図書館職員のためのスタッフ・ディベロップメントの様子

図書館職員のためのスタッフ・ディベロップメントの様子