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附帯施設演習林で三重大学演習林歌と演習林産"藤堂スギ"を使った額縁の特別展示を行っています

 附属紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター附帯施設演習林(平倉演習林)では、2018年から林内で生産される木材(主に強風等の被害にあった支障木)を使った家具・木製品の開発に取り組んでいます。
 2021年4月に、開発した木製品のひとつであるフォトフレームを購入いただいた本学OBの奥村覺(おくむら さとる)氏(三重大学の前身のひとつである三重高等農林学校の卒業生)から演習林歌の書を寄贈していただきました。これをきっかけとして、書にふさわしい額縁の製作を進めてまいりました。素材としてはフォトフレームの材料と同じ樹齢200年を超える通称"藤堂スギ"の支障木を使用し、加工は地産地消にこだわり全て地元の企業に依頼しました。この度、その特注の額縁が完成して演習林施設内に展示することになりましたのでご案内します。

藤堂スギを使った額縁藤堂スギを使った額縁

藤堂スギを使った額縁藤堂スギを使った額縁

(問合せ先)
附帯施設演習林(担当:渕上、上尾)
電話:059-274-0135, E-mail:fuchigami@(@の後ろにbio.mie-u.ac.jpを付け加えて下さい)(渕上)


参考画像

演習林のシンボル 1810年植栽の通称"藤堂スギ"
演習林のシンボル 1810年植栽の通称"藤堂スギ"
加工前の実際の丸太
加工前の実際の丸太

製材所(津市美杉町)での製材加工の様子
製材所(津市美杉町)での製材加工の様子
額縁工場(大台町)での打合せ
額縁工場(大台町)での打合せ

額縁側面。緻密な年輪
額縁側面。緻密な年輪

書を寄贈いただいた奥村氏
書を寄贈いただいた奥村氏(御年96歳)
在学中に林学を学び演習林で実習をご経験


【参考リンク】
演習林の木製品開発:三重大学環境報告書2020, https://emr.gecer.mie-u.ac.jp/2020/8-5/
演習林の木製品開発:三重大学環境報告書2019, https://emr.gecer.mie-u.ac.jp/8-5/
演習林の概要:生物資源学部You Tubeチャンネル, https://www.youtube.com/watch?v=O8TyFHkbxcM