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令和3年度全学FD・SD/FFP「教育と研究に関する高等教育の在り方―R-T-Sネクサスを中心に―」を開催しました

9月28日(火)、三重大学高等教育デザイン・推進機構が、全学FD・SD/FFP「教育と研究に関する高等教育の在り方―R-T-Sネクサスを中心に―」をオンラインで開催しました。
講師に、兵庫大学高等教育研究センター長、同学長顧問の有本章教授をお招きした本講演では、本学の教職員だけでなく学生や学外の方も含め90名の参加者があり、これまでの高等教育の在り方、現在の高等教育の在り方、そして平成30年11月に文部科学省から発表された「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」を踏まえ、未来の高等教育の在り方についてお話をいただきました。

オンラインのスライド

オンラインのスライド


有本教授は、「日本の国立大学は"研究のための場所"として作られ、世界ではなく国家に開かれたため、未だ研究志向中心の大学が多数存在する」、「しかし、大学は、研究と学生の教育を両立し、学生の自主性・自律性を育て、社会へ多様な人材を送り出さなければならない」、「これからの高等教育には、"教授モデル"から学生主体の"学修モデル"への転換が必要であり、研究志向(Research)と教育志向(Teaching)、そして学修(Study)の連携が求められている」とお話されており、学生にとっても自身の学びを見つめ直す貴重な時間となりました。

※この記事はインターンシップの学生の方々が作成しました。