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自然科学系技術部「夏休み工作教室」(テーマ①オリジナルはんこを作ろう)を開催しました

自然科学系技術部では令和3年度地域貢献活動第5回夏休み工作教室を7月・8月に開催しました。
※予定していた7月29日(木)・30日(金)/8月24日(火)・25日(水)の4日間のうち、8月24日(火)・25日(水)は、新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑み、対面実施から郵送へと急遽変更しました。

7月29日(木)テーマ①オリジナルはんこを作ろう
7月30日(金)テーマ②オリジナルキーホルダーを作ろう(別途記事)
8月24日(火)テーマ①オリジナルはんこを作ろう
8月25日(水)テーマ②オリジナルキーホルダーを作ろう(別途記事)

7月29日(木)は津市内の小学1~3年生を対象として「レーザー加工機でオリジナルはんこを作ろう」というテーマを、数理・データサイエンス館(CeMDS)で開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者5名ずつ2回に分けて実施するとともに、当日は検温の実施、マスク・使い捨て手袋の着用、手指消毒等を徹底して行いました。

はんこの作り方やレーザーの説明後、参加者にはパソコンのパワーポイントソフトやペイントソフトを使ってはんこのデザインを描いてもらい、実際にレーザー加工機でデザインがゴム板に彫られる様子を間近で見てもらいました。最後に3Dプリンタで作成した持ち手とゴム板を付けて完成しました。

はんこデザイン作成の様子
はんこデザイン作成の様子

レーザー加工機の操作
レーザー加工機の操作

完成したはんこ作品
完成したはんこ作品


はんこ作りの他にも、学習を深めるための簡単なクイズやドローンの体験、プログラミング学習用マウスを使った遊びなどもプログラムに取り入れており、子どもたちには終始楽しんでもらえたようでした。

ドローン操作体験
ドローン操作体験

プログラミング学習用マウスを使った遊び
プログラミング学習用マウスを使った遊び


最後に行ったアンケートでも「楽しかった」「おもしろかった」「また来たい」と好評で、保護者からは「子どもの目がキラキラしていた」「普段できない貴重な体験」「来年も是非参加したい」と嬉しいご意見をいただきました。

8月24日(火)は残念ながら大学にて対面で開催することができませんでしたので、はんこのデザインを事前に聴収してスタッフが作製したものを郵送しました。追加として昨年度の地域貢献活動で好評だった理科実験キット(尿素結晶)を同封し、ステイホーム中でもご家庭で楽しめるよう工夫しました。
今回の体験は、子どもたちにとって最新技術を身近に感じ、興味を持つきっかけになったのではないでしょうか。近年、小学校でも導入されたプログラミング分野に、保護者からの関心が高いと感じました。今回のような、知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す分野横断的な学びが、これからのAI時代を担う子どもたちの成長の一助になれば幸甚です。

次年度以降も子どもたちが楽しみながら学ぶことができるイベントを継続して開催していきたいと思います。

※個人情報保護のため、写真の一部を加工して掲載しております。
三重大学公式インスタグラムにもイベントの写真を掲載しております。(三重大学外部のホームページです)