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【三重大学クラウドファンディング】「絶滅危惧種"三重大メダカ"とトウカイヨシノボリの保全池を整備したい」を開始しました

三重大学大学院生物資源学研究科の淀太我准教授(魚類増殖学教育研究分野)が顧問を務める水生生物飼育展示サークルaquri-Mとともに、絶滅危惧の淡水魚2種を保全する費用を募るクラウドファンディングを開始しました。

近年メダカ(三重県にはミナミメダカが生息)は環境悪化や外来魚カダヤシの侵入により数を減らし、絶滅危惧種に指定されています。三重大学構内でもカダヤシに追われてメダカはほとんどいなくなってしまいましたが、2年前にその生き残りを発見し、水槽で飼育しています。また、東海三県にのみ生息するトウカイヨシノボリというハゼの仲間も、環境悪化や外来種との交雑により生息地が激減しており、三重県レッドデータブックでは最も高ランクの絶滅危惧IA類に指定されています。

2年前のメダカの放流の様子

2年前のメダカの放流の様子。このあと漏水により回収しました。


この絶滅危惧種2種が安定的に生存できる保全池として、三重大学生物資源学部三翠同窓会の協力のもと、三重大学構内の三翠庭園にある池を活用する計画を立てております。しかし、現在この池は漏水しており、防水工事をしなくては使えない状況です。三重県の有する貴重な財産であるこれらの絶滅危惧種を存続させるべく、池の修繕費用をクラウドファンディングで募り、保全活動の礎としたいと考えております。みなさまからのあたたかいご寄付をどうぞよろしくお願いいたします。
これら2種の保全に至る経緯や詳細についても、クラウドファンディングHPに掲載されておりますので、是非一度ご覧になっていただければ幸いです。

クラウドファンディングホームページ


三重大学クラウドファンディング「絶滅危惧種"三重大メダカ"とトウカイヨシノボリの保全池を整備したい」(三重大学外部のホームページです)
https://readyfor.jp/projects/miedai-medaka