教養教育院の福田知子特任講師が「生物学(テーマ:多様性の生物学)」の授業における自然史標本データベースの活用について話題提供を行いました。
2021年7月3日、「第 37 回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会」において、福田知子特任講師が「生物学(テーマ:多様性の生物学)」の授業における自然史標本データベースの活用についての話題提供を行いました(研究会参加者91名)。参加者からは「大学の講義の紹介が興味深かった」、「私もこのような授業をしたい」などの感想がありました。
(S-Netを活用している授業の様子)
S-Net(サイエンスミュージアムネット)とは、国立科学博物館が中心になって進めている生物多様性情報のデータベースです。このデータベースには、自然史標本等のデータが600万件を超え、蓄積された膨大なデータを活用することができます。S-Netに参加する機関は100を超え、教育場面でも活用されるようになってきました。生物学の授業では、生物の多様性についての講義をしており、S-Netも活用しています。