第38回三重大学定例記者懇談会を開催しました
5月28日(金)、「第38回三重大学定例記者懇談会」を総合研究棟Ⅱ 第1会議室にて開催しました。定例記者懇談会は、本学の教育・研究の様々な活動を報道機関の方々に紹介するため、定期的に開催しています。
今回は、以下の事項について発表を行いました。
♦新型コロナ感染症第4波とワクチン接種に対する三重大学の取り組み
三重大学医学部附属病院における新型コロナ感染症への取組みについて紹介しました。また、新型コロナのワクチン集団接種について、三重県の中勢会場が三重大学(三翠ホール)に決まったことを発表しました。ワクチンの集団接種については、医学部附属病院の医師、看護師、学生、教職員が対応します。
伊佐地 秀司 医学部附属病院長(医学部附属病院)から発表
(医学部附属病院長:伊佐地 秀司)
♦小児・AYAがんトータルケアセンターの開設について~医療ケア児からAYA世代がん患者さんを包括的にサポート~
小児・AYAがんトータルケアセンターの役割である、患者さんやご家族に対しての様々な長期的なサポートについての紹介、AYAがんに対する県内がん診療病院との連携について発表しました。
平山 雅浩 教授 (医学部附属病院 小児科 科長)
岩本 彰太郎 准教授(医学部附属病院 小児・AYAがんトータルケアセンター長)から発表
(写真左 医学部附属病院小児科科長・教授:平山雅浩)
(写真右 医学部附属病院 児・AYAがんトータルケアセンター長・教授:岩本彰太郎)
♦総合診療に対応する医師不足の解決に向けた、総合医育成プログラムについて
県内の医師不足地域で活躍する総合診療医の養成に向けた「総合医育成プログラム」について発表しました。総合診療部の大学教員と地域の医師が相互協力することで、学生が継続的に地域に関われる機会を作り、将来地域で活躍できる医師を養成するためのプログラムです。
山本 憲彦 教授(医学部附属病院 総合診療部)から発表
(医学部附属病院総合診療部・教授:山本憲彦)
♦テーマ:教育
三重大学が教育に関して、実施している取り組みである「教育組織の改編について(学生教育、学生支援等)」、「令和3年度授業実施状況について」、「令和3年度入試の状況について」の3項目を発表しました。
鶴原 清志 理事(教育担当)
苅田 修一 副学長(教育:教学マネジメント担当)
藤田 達生 副学長(教育:入試・高大連携担当)から発表
(教育担当理事:鶴原清志)
(写真左 副学長 教学マネジメント担当:苅田修一)
(写真右 副学長 入試・高大連携担当 :藤田達生)
♦令和3年度農林水産省予算による「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」の採択について
通信環境の整っていない地域において、農業用水路を核とした情報通信ネットワークを構築し、多目的に利用することで、地域の問題解決や営農効率の向上効果を実証する研究が、令和3年度農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」に採択されたことを発表しました。
岡島 賢治 教授(大学院生物資源学研究科)から発表
(大学院生物資源学研究科 教授:岡島賢治)
♦AIを活用した路面標示劣化検知システムの開発に着手について
道路に示されている区画線(外側線やセンターライン等)や横断歩道などの路面標示は常に視認性を確保する必要があります。路面標示の状況を把握する点検作業の効率を上げるため、剥離度合いの判断を学習したAIによる試作システムを作成し、令和4年度から試験運用を目指すことを発表しました。
池浦 良淳 大学院工学研究科長・教授
若林 哲史 教授 (大学院工学研究科)
川中 普晴 准教授(大学院工学研究科)から発表
(写真左 大学院工学研究科長:池浦良淳)
(写真右 大学院工学研究科 教授:若林哲史 教授、大学院工学研究科 准教授:川中普晴)
本学の様々な教育や研究の取り組みについては、幅広く皆さまにお届けしていく予定です。ホームページや広報誌を通じて発信していきますので今後も三重大学の活動に是非ご注目ください。
定例記者懇談会に関する情報はこちら:https://www.mie-u.ac.jp/report/index.html