お知らせトピックス

プレスリリース

【プレスリリース・研究成果】ケタミンの抗うつ様効果を"持続"させる新戦略を発見 ―NOX-1抑制が新たな治療標的に―

横浜市立大学大学院医学研究科 生理学の高橋琢哉教授、中島和希講師、三重大学大学院医学系研究科 生化学分野の實木 亨准教授らの研究グループは、うつ病および治療抵抗性うつ病に対して、迅速な抗うつ効果を示すケタミンの作用を持続させる新たな分子機構を明らかにしました。

本研究では、Wistar Kyoto(WKY)ラットがうつ病患者にみられるAMPA受容体機能異常を再現する動物モデルであることを、分子レベルで初めて実証し、このモデルを用いてAMPA受容体機能を活性化する新規化合物「K-4」の薬効評価を行ったところ、即効性および持続的な抗うつ様効果を確認しました。さらに、K-4投与群とケタミン投与群を比較した結果、酸化ストレス関連酵素であるNADPHオキシダーゼ-1(NOX-1)の抑制がケタミンの抗うつ様効果を持続させる鍵となることを明らかにしました。

本成果は、ケタミン治療の効果持続という未解決課題に対し、新たな分子標的を提示するものであり、新規抗うつ治療薬の開発につながることが期待されます

本研究成果は、「Molecular Psychiatry」誌に掲載されました(2026年3月23日)。

本プレスリリースの本文は「こちら」

トピックス