特別講座「忍者・忍術学講座 in Tokyo 忍法体術の世界」を開催しました

12月7日（日）、東京都中央区日本橋の「三重テラス」（東京都中央区日本橋室町2-4-1）において、特別講座「忍者・忍術学講座 in Tokyo 忍法体術の世界」を開催しました。

第1部の山田雄司・人文学部教授は、「忍者の身体」と題して講演を行いました。現在一般に認識されている忍者の修行法や肉体的能力は、甲賀流忍術十四世・藤田西湖によって確立されたこと、江戸時代の忍術書には身体操作についてはほとんど書かれていないことが明らかにされました。

第2部の早坂義文・古流武術家は、「甲賀武田忍法を伝えた小林小太郎」と題して講演を行いました。昭和の忍術家として知られる小林小太郎が伝えた武田忍法が前原清美に伝えられ、それを相伝してさまざまな伝書も伝えていることを述べられ、その一端をお弟子さんとともに実演されました。

講演にはお子さんから年輩の方まで多数お越しになり、多数の質問が寄せられ、忍術についての関心の高さがうかがえました。

国際忍者研究センターYouTubeチャンネルから当日の動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=1YLcQBwQrTk