第三回 経営革新リカレント講座を開催しました
12月8日(月)、"リカレント教育プラットフォームみえ"事業第三回「経営革新リカレント講座」を開催しました。
第1部では中部経済産業局地域経済部 松永亮氏による「中部地方におけるDX導入・推進事情」をテーマに講義が行われました。中小企業のDXの現状、地域産業を取り巻く環境変化、先進企業の具体的な取組が紹介されました。参加者は、自社でのデジタル化の進め方や課題の整理方法、活用できる支援施策について理解を深め、明日からの実践につながる学びの時間になりました。

第二部では、株式会社EBILAB代表取締役 小田島春樹氏による「DX活用事例」をテーマにオンラインにて講義が行われました。DX活用事例のほか、経営視点ならではの具体的な経験を共有することで、参加者の皆さまにとってより実践的でリアルな学びの時間となりました。

第三部では三重大学リカレント教育センター 小池省吾特任教授による「DX導入における経営者の役割」をテーマに講義とグループワークが行われました。DXを経営課題の解決につなげる視点、IT化レベルの把握、投資判断、人材育成の重要性を紹介しました。参加者同士のグループ討議では、自社の課題整理や取り組むべき方向性を話し合い、実践につながる学びの場となりました。

経営革新リカレント講座は全6回開催予定で、自社の中長期的なビジョンの構築までを体系的に学ぶ実践型リカレント教育プログラムとなります。
中小事業者の経営者および後継者(候補)を対象に、企業の成長・発展に向けた自社の経営課題・重点課題の整理や事業管理の基本的な要点などを理解するために、講義とグループ討論を交えた形式で経営に必要な知識と視点を深め、実際の経営課題に取り組む力を養う講座です。
三重大学リカレント教育センター
https://recurrent.mie-u.ac.jp/info/2025/12/12/infomation_5102-2-2/



