地域を「バズらせる」挑戦!御浜町神木CM制作プロジェクトを実施 -- 三重大学・京都大学・地域住民が共創し、SNSでの魅力発信を目指す
国立大学法人三重大学は、共通教育科目「みどりのアントレプレナー論」における取り組みの一環として、令和7年11月22日(土)から23日(日)にかけて、三重県御浜町神木を舞台とした「神木CMをつくる」プロジェクトを実施しました。
このプロジェクトは、地域住民(神木みらいのまちづくり推進委員会が中心)と三重大学・京都大学の学生・教員が連携し、神木の魅力発信と地域活性化のためのCMを制作するものです。

【真剣勝負!若者と地域住民によるCM対決】
今回のミッションは、「SNSで神木をバズらせよ!」をターゲットに、「あなたはどっちのCMの方が神木に行ってみたくなる?」という問いかけに挑戦することでした。人口減少や担い手不足といった課題を抱える神木地区において、**三重大生10名(地域外)と神木地区住民33名(地域内)**が参加し、2日間でCM制作に挑みました。
参加者はそれぞれ3チームずつに分かれ、**観光、特産品、自由(文化/暮らし)**の3つのテーマを題材に、シナリオ作りから撮影、編集までを全て自分たちの手で行いました。
CM制作の指導には、若者がつくるCMで地域課題に挑戦するプロジェクトで多数の実績を持つ、クリエイティブディレクターの**シャンソン氏(四日市出身)**にご協力いただきました。
【地域と大学が育む「アントレプレナーシップ」】
本イベントは、三重大学みえの未来図共創機構による「三重の農業地域から日本の未来を拓くスマートヴィレッジ化構想」を加速化させるために開講された「みどりのアントレプレナー論」の活動です。
「アントレプレナーシップ」は起業家精神と訳されることが多いですが、地域課題を解決するための革新的なアイデアを生み出す積極的な姿勢や能力をも意味します。本学では、この活動を通じて、紀南地域(三重県南部)の持続可能な農業、自然環境の美しさ、歴史・文化といった「みどり」を活用できるマインドの育成に取り組んでいます。学生たちが真剣に地域と向き合い、地域住民が学生と交流する貴重な機会となりました。
最終日には神木公民館にて地域住民へのCM上映会が行われ、テーマごとの投票により地域住民と大学生が対決しました。

【完成作品はSNSで公開中!ぜひ「いいね❤︎」で投票を!】
みかん畑の香りと、温かく迎えてくれる人々に出会える【神木(こうのぎ)地区】。それぞれの視点による魅力発信を形にした完成した6本のCMは、現在、以下の**「三重テラス紀南部」**アカウントにて公開されています。
ぜひご覧いただき、「いいね❤︎」での投票をお願いいたします!
<完成CM公開アカウント>
• 三重テラス紀南部 Instagram
https://www.instagram.com/kinannbu_mieterrace?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
• 三重テラス紀南部 YouTube
https://youtube.com/channel/UCYu0xGHKQWbdLphdLrA0uqg?si=elbvxzI8PRS45Txz
<開催概要>
• 日時: 2025年11月22日(土)~23日(日)
o CM制作(22日 10:00~17:00、23日 8:00~)、CM上映会(23日 16:00~)を実施
• 場所: 神木公民館(御浜町神木611)
• 主催/協力: 三重大学、京都大学、神木みらいのまちづくり推進委員会
• 講師: クリエイティブディレクター シャンソン 氏(三重県四日市市出身)




